まさにセイバーメトリクスの入門編というその題名通りの”一番初めの教科書”という印象。

古くはそもそものセイバーメトリクスの始まりである”ビル・ジェイムス”の話に始まり段階を踏んで徐々に実際のセイバーメトリクスの話へと進んでいくのでこの辺りは非常に読みやすかったです。
また、最初に結構【言葉の定義】をしっかりと示してもらった後で、本題のテーマに入ってくれるので「この言葉ってなんの意味で使ってたんだっけ?」というようなこういうアカデミックな本にありがちな迷子にはなりづらかったです。
2020年シーズンの開幕前にこの辺りのアカデミックな情報も抑えておきながらシーズンを見るとまた違った野球を味わえるかもしれないですね。