【プロ野球コラム 選手駅_06】菅野智之は恵比寿駅

【プロ野球コラム】選手駅

「野球選手とかわからないし、興味ない…」
「野球ってルール知らないし、観ても何を見れば良いのかわからない…」

という人も少なくないだろう。

実は、プロ野球選手の凄さや面白さに気づいてもらうには「コツ」がある。
それは「身近な何かに」置き換えること。

プロ野球選手の個性、特徴やプレースタイルを万人が身近な存在である「駅」に例えることで野球の魅力を紹介していく。

ちょっと違った見方をして見るだけで、違った目線で野球を楽しめるようになるはず。

第6回:菅野智之(読売ジャイアンツ)

菅野智之といえば、ジャイアンツ入団までの経緯において”原監督の甥っ子”というイメージが強かったのは否めないが、プロ入りして7年が経過し、今や”菅野の叔父さんが原監督”という認識に変わったと言っても過言ではない。
それほどの驚異的な数字をプロ入りして積み重ねてきている。
今や日本プロ野球界のエースと言える存在にまで上り詰めた感もある。

2018年シーズンは投手のMPVである沢村賞を2年連続の受賞に加え、ポストシーズン初のノーヒットノーラン達成など記憶にも相当なインパクトを残してきた。

”精密機械”のような菅野智之という投手

そして菅野智之といえば、スリークォーター気味の腕の振りから150km/hを超える豪速球とカーブ、シンカー、ツーシーム、フォーク、チェンジアップ…などのまさに”七色の変化球”を操るピッチャーである。

が、一番の菅野智之の魅力はそのコントロール。
これだけの豪速球や左右ホームベースを所狭しと曲がってゆく変化球を自由自在に操れるコントロールこそが彼の凄みである。

「コントロールをよくするには、そこに投げようと思ったら、そこにいくまで投げるしかないと思う」と菅野。幼少期に、壁に横線を引き、それより上に投げないよう必死に腕を振った。なぜなら、壁の奥は森。そこに投げなければ、球を取りに行かなくてはいけず、「だから、そこに絶対に当てようとして、フォームが固まった」という。
 中学生になってもその練習を続け、バッティングセンターにある16枚抜きのストラックアウトで、何度もパーフェクトを出したことがある。

参考URL)巨人・菅野が持つ抜群の制球力の原点と極意
参考資料)プロ野球カラー名鑑2019 

菅野智之が”恵比寿”たる理由

JRの駅の中でも”落ちついた大人のオシャレタウン”のイメージのある恵比寿駅。
その恵比寿にはたくさんのイケてる大人の集う店も多く軒を連ねている。
そして若い世代から中年までのさらには男女幅広くその時々に合わせて最高のメニューを提供してくれる都内随一の”大人の総合力が高い”スポット。

その総合力の高さは、”投手として隙のない菅野智之のソレ”と合致する。

恵比寿エリアが和食からラーメン、居酒屋、バル、イタリアン…など”七色のメニューでお客さんをもてなす”ように、菅野智之はみづからの”七色の変化球”でバッターを料理してゆく。まさに、野球界の三ツ星投手なのだ。

菅野智之、恵比寿駅説まとめ

  • ”七色の変化球”をもつ精密機械
  • 剛柔兼ね備え、バッターを”料理”してゆく野球界の三ツ星投手。

今や”ミスター・パーフェクト”と言ってもいいほどの輝きを見せる菅野智之。
この菅野無双時代がどこまで続くか見届けたい。